資金は父の退職金。足りない分は枯れ男が借金することになった。
住宅ローンでの借金は1000万。
銀行カードローンやらクレジットで借金があった身分。よく審査を通過できたものだと今更ながら思う。
この住宅ローンについては、手続きは全て親任せ。
新居の間取りなんかも全て両親が決めた。
これはこれで今になって問題があるのだけれども。
例えば、同居問題とか、完全二世帯分離とか。
全然考えていませんでした。
20年をかけて住宅ローンを返済するのだが、この事も当時は全然考えていなかった。
自分の借金なのだが、返済は家計のなかから。
計画性のある借金は家計を考えて行うのでなんら問題はない。
それ以外の借金により、満足に家へお金を渡すことができていない枯れ男。
このくらいの歳であれば、貯金があって当然だと思う。
父さん、母さん、少ないけどこれ使って。なんていうことが出来なかった自分が情けない。
ましてや、ギャンブルに明け暮れる道楽息子だから困ったものだ。
【振り返ってみて】
思えば何も先のことを考えていなかった。
その時現在がよければそれでいいなんて。
自分は困った息子、それは今も同じであろう。