街はクリスマス一色のムード。
彼女のいない「いとこ」と一緒にパチンコの後、「ビリヤード」でもやるか。と向かった先でのこと。
そこは、自宅から徒歩2分のビリヤードの台が2台あるカラオケボックス。
金がないときの遊び場でもあった。ビールも飲めるし。
平日の深夜なのでお客は少なかった。
見慣れない女の子がいた。聞けば、大学が休み期間中だけのアルバイト、仕事は夏もやったけど、冬は今日からとのこと。
お客が自分達だけということもあって、彼女といろいろ話をする。
「今度スキーに行こう」
そう約束して電話番号を書いた紙を渡して店を後にした枯れ男。
お正月休みを迎え、ヒマな枯れ男はパチンコ通い。
家に帰ったら「○○さん」から電話あったよ、と。
すぐさまカラオケボックスへ向かい彼女のところへ。
バイトが終わる頃に会うことになった。
枯れ男に愛が降ってきたかも。
数日後、お正月にパチンコでコテンパンにされ、金杯で
愛降るもアイ○ルも。しゃれにならん。
【振り返ってみて】
マジ、荒れた生活していたと思う。
そんな中でも女の子との出会いはありますが。
振り返るというよりは懐かしい。かれこれ10年以上前の話だから。
でも彼女いない時の方が多かったなぁ。。。
そんな状況で出来ちゃうと、
無理してプレゼントしたり遊びに行ったりしちゃうんですよね。
そんなのでこしらえた借金もありました。
そうそう。見栄があったのかはどうかですが、自分も無理してプレゼントかったりしました。
多分、借金があることに気付かれたくない心の裏返しかも。
自分、学生時代は彼女いませんでした。
勤めてからはそれなりに出会いはありましたが、その分別れも多かったということでもありますかな。