そうしないとやっていけない現状なのに、クルマを替え毎月の出費がまた増えたのだが。
彼女が大学の卒業を迎え、地元の会社に就職した。
今後のこと、「結婚」とかを考えて地元の会社を探してである。
枯れ男は借金を隠していて、表の顔は借金のしゃの字も見せてない。
借金がなければ本当に幸せな生活だろう。
新居も完成しており、未来へのプランが具体化していく。
しかし借金がなかなか減らない現実。
この借金、どうしよう。自己破産が頭をよぎる。
しかし、自己破産をすると建てたばかりの家を処分しなくてはならない。
両親の苦労があって今こうして新居に住むことができたのだから。
それに自己破産ってギャンブルなどの浪費では破産自体認められないはず。
やばい、八方塞がりだ。
なんとか競馬とパチンコで稼がなくては。
大きく儲けることには常にリスクが伴う。望めば望むほどリスクも比例して高くなる。
そのリスクを承知で競馬、そしてパチンコを続けていた。
その結果は決して快方に向かうことはなかったのだ。
【振り返って】
これがギャンブル依存の悲しい性だと思う。
ギャンブルの借金をギャンブルで返そうとする行為。
その行為はとても無力なものなのに。
この時はまだ枯れ男自身ギャンブル依存という言葉をしらない。当然知る由もなかった。
【個人再生】はとんでもなく都合のよい債務整理ですね。
もっと世間に認識されてもいいと思うのですが。
自己破産において、ギャンブルでの浪費がどの程度の規模で免責がおりないのかはわかりませんが…
ま、お互い法律に助けられましたね。
確かにそうですね。
財産(自宅)を所有しており、住宅ローン残債額がその価値より多ければメリット多大です。
この当時はまだ民事再生法による個人民事再生が施行されていなかったので。。。
借金の原因が浪費「ギャンブル」だと自己破産の免責不許可事由となっていますが、裁判所の裁量次第。
反省と後の更生に酌量の部分があると思います。
裁判官の人情に懇願するしかありませんね。